ただいまイソギンチャク飼育中です
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ブログこの写真、潮だまりの中で触手をひろげているヨロイイソギンチャクです。
見る人が見れば判るのですが、
慣れていないと???かもしれません。
我が家から車で10分もかからない某海岸は実は全国でも有数のイソギンチャクの生息場所だとは、
子供が小学生の時に家族旅行で行った東海大学の海洋研究所で聞いたことです。
その頃は夏になると子供とその海岸に行って磯の生物の観察をしていたものでした。
その子供もとっくに成人になっている今、夫婦ふたりで久々にイソギンチャクを採りに行って来ました。
左は同じく潮だまりで触手を閉じているミドリイソギンチャク。
このイソギンチャクは触手を広げると透明の緑とピンクでそれはそれは美しいのですが、
岩の間にしっかりくっついていてゲットするのは至難の業です。
5月からの休日で引き潮の時間帯が日中の時を選んで3回出かけ、
そのたびに子供のように夢中になって探してきました。
じっと潮だまりをみつめている主人の背中・・・。
イソギンチャクを探しているとは誰も思わないよね。
周りはいわゆる潮干狩り・・・アサリを採っている人はいるのですが・・・。
慎重に慎重を重ねて、傷つけないようにはがし取ったイソギンチャクは
素手でさわると傷むので、写真のように海藻にのせてプラケースまで運びます。
帰りも車の中のプラケースで大切なイソチャン(うちではそう呼んでいます)達が傷つかないように
のろのろ運転で帰ります。
まあ、なんというか、判る人にはわかる、判らない人には全く価値のないイソギンチャクなのですが、
趣味とはえてしてそんなもの・・・。
幸い家族の趣味が一致しているので、楽しく飼育しております。
(一部は診療室でもご覧いただけます。)