我が家のリビングに鎮座まします海の無脊椎動物の水槽。
その数、なんと８本。
（水槽は、何故か１本、２本と数えます）

飼育の都合で、小さい水槽に分けて入れているとはいえ、
８本もあると、窓側が全部つぶれます。

海水だからなんとなく潮も吹いて部屋も汚れる・・・。

８本の水槽のなかでも、去年の８月に高知からつれ帰った無脊椎達の水槽は、
実に一回も水替えをしていないのに、
ものすごく水質が安定しています。

そして、なんと、採ってきた覚えのない小さなウニまで出現！！

このウニを年末のある日、初めて見つけたのは主人。

「うわぁー」　という大声に、「何事？」と行ってみると、
「ウニがいる、ウニがいる！」
と騒いでいました。

このウニちゃん、日増しにひそやかながら大きくなっていて、
見つけた時は人差し指の先くらいだったものが、
今ではピンポン玉くらいになっています。

うちでは「ちびウニちゃん」と呼んで可愛がっています。
（といっても、見てるだけで、何もしてないけど）

餌もなにもやっていないのに、水槽の中ではちゃんといろんな生態が成り立っているようです。

さすがに、高知で一緒に採ってきたタコクラゲ達は小さくなってきましたが、
他は衰えることもなく、いや　むしろ繁殖しながら元気そのもの。

この調子でいくと、リビングの窓辺にはこの先ずーっと水槽が並んだままなのだろうか・・・
と複雑な思いの今日この頃です。