中村歯科のブラッシング。番外編その2

患者さんの中にはブラッシング指導を望まれない方がおられるので、
そういう方には指導を強要しないように気を付けている
…と前回書いたのですが、
実はそのことですごくお怒りになられた患者さんが過去に3人くらいおられます。

一番最近では、女性の方で「歯石を取りたい」とおいでになった患者さん。

もちろん歯石はお取りするのですが、
本来歯石はきちんと磨けていればつかないもの。

わざわざ歯石を取りたいと歯医者に足を運ばれるのですから、熱心な方のはずです。

そこで、できればもう歯石がつかなくて済むようなブラッシングの腕をつけていただきたいと思い、
ブラッシング指導をした方が良い旨をお話したのですが、
思いがうまく伝わらなかったようで、その方を怒らせてしまいました。

私の話の持っていきかたが悪かったのでしょう。

歯並びや歯の表面のざらつきによって、人よりも歯石がつきやすい方がおられるのですが、
ちょっとした歯ブラシの動かし方や、フロスの選び方で効果は変わりますし、
一回うまい方法を身につけてしまえば一生モノです。

そんな思いで、私も衛生士もやっていますから、
こちらの思いがうまく伝わらなかったのはすごく残念な出来事でした。
でもこれからはその教訓をいかして、気持ちよくブラッシングの練習をしていただけるように
お話の仕方を気を付けていこうと思っています。

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)