先週、南々社という会社から
「困ったときの歯医者選び」と言う本を出版するにあたって話を聞きたい、
という申し出を受け、ライターさんにお会いしました。

この本は、広告料などは一切とらず、
純粋に、「良い歯医者」をセレクトして作る・・・というコンセプトらしく、
今回は信頼する著名な某先生からの推薦、ということで
うちにライターさんが出向かれたのでした。

ライターさんというと、良く判らないままに「ゴーストライター」だとか、「業界人」という言葉をイメージしていた私達でしたが、
約束の時間きっかりに現れたその人は、
きちんとネクタイ、ジャケットを着て、礼儀正しい、にこやかな方でした。

そして、おそれいったのは、その方の　人の話を聞くこと、引き出すことのうまさ、です。

キチンとこちらの目を見て、穏やかな語り口で質問され、
こちらの話を絶妙なあいづちで聞きとっていく。

きっとすでに知っていることもたくさんおありだったでしょうに、
初めてのこと、さも貴重なことを聞いたかのような返事をされる。
そしてそれがちっともいやらしくなく、自然体。

結局予定をかなりオーバーして話をしてしまいましたが、
その感じがよく、プロに徹したライターさんの高感度のおかげで
アットいう間の時間でした。

そして、もうひとつ、
その方、歯並びがとても良くて、口元に清潔感があったのです♪

これって、結構ポイント高いかもしれません。
面とむかっておしゃべりした時、
歯って、その人のイメージ、特に清潔感に大きくかかわりますから。

とにかく、そのライターさんのトータルとしての　「聞くスキル」　にいたく感心した私達夫婦でした。

明日からの診療・・・患者さんの話を聞く時・・・に見習わなくちゃね、と話しあっています。