安芸幼稚園の歯科検診に行ってきました

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昨日は毎年恒例の安芸幼稚園に検診に行ってきました。

安芸幼稚園では、耐震構造になっていなかった古い校舎を取り壊し、 新しい校舎ができていました。 その新しい校舎のお遊戯室で、私を含む3人の先生が園児さんの検診にあたりました。 新しいお遊戯室は広々していて、南北にある大きな窓からさんさんとおひさまが差し込むとても気持ちの良い部屋でした。

今時ですからクーラーもしっかり入って、快適な検診空間でした。 毎年思いますが、ほとんどの園児さんには目立った虫歯はありません。 少なくとも、検診で見つかるほどに進んだ虫歯のある子は、ひとクラスに2~3人です。

ただし、これはあくまで「検診レベル」での話。 エアーも、診療室で使っている特殊なライト(影のできない無影灯)もなく、 大勢を流れ作業で診ていく中での話です。 もちろん3人の歯科医師は検診の場所でみただけでは虫歯かどうか疑わしい歯を 「いわゆる C 」とするかしないか、真剣に迷いながら検診していますが、 どうしても限界があるのです。 これはどの幼稚園でも、どの学校でも、同じだと思います。

歯科用の治療椅子がある教育機関はないのですから・・・。 そのようなわけですから、検診で虫歯がなしとされたお子さんでも、 できればせめて半年に一度は歯科医院での定期検査に行かれ、 ついでにフッ素塗布やお母様のブラッシング指導をお受けになることをお勧めします。

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)