水流やエアーを使ったフロス?は効果があるか?

この頃電動歯ブラシ売り場で見る
エアーや水流を使って歯の間の汚れを取る「フロスもどき」の商品。

う~ん、メーカーもいろいろ考えますね~。

でも、水流ではプラークは落ちないし、
歯と歯がコンタクトしている部分には水流もエアーも届かないわけですから、
やっぱりフロスを通さないとだめなのでは?

この手の某商品のパンフレットにあるように、
「3分間の新しい習慣」をつけるのであれば、
というか、同じ3分間もするのであれば、
従来通りのフロスや歯間ブラシをする方がずっと効果的だと思うんですけどねぇ。

そりゃあこれでも、何もしないよりはマシです。
パンフレットの言うように、
何もしないよりは、歯垢除去効果がアップすると思います。
66%かどうかは知りませんけど。

しかし、歯周病や虫歯の予防には、あくまで目に見えないバイキンやプラークの除去がひつようなわけで・・・。
そしてしつこいけれど、プラークは水流では落ちないわけで・・・。

第一、エアーの商品は、一か所一か所、プシュッ、プシュッとやってくのって
すごく時間がかかって かえってめんどくさい気がします。
エアーの商品も、水流の商品も、裏からも表からもやらないとダメだし・・・。

でも、手が不自由な方で、普通のフロスや歯間ブラシの使用が難しい方には、良い商品かもしれません。

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)