炭水化物系の食品を控えるとプラークが減る

今日、1歳のときから中村歯科に通っているAちゃんが定期検査に来院してくれて、びっくりした。

なんと、お口の中がきれい!
プラークがついてない!

Aちゃんは、お母さんが毎日歯磨きしてくれていた小学校の時は大丈夫だったけれど、
自分だけで歯をみがくようになった中学、高校、大学のあいだは、
定期検査に来るたびに新しい虫歯ができている子供だった。

毎回、会うたびに、お口の衛生は悩ましい状態だった。

それが、今日は き・れ・い・だ!!
ぱっと見て、キレイ、と判る。

「22年間ずっとAちゃんとつき合ってきた中で、今日が一番きれいだよ!
一体どうしたの? 何が変ったの?」

と聞いた答えが、「食事の変化」。

曰く、最近 お菓子を含む炭水化物系が減ったとのこと。
大学時代は一人暮らしで、カップラーメンやコンビニ弁当だったのが、
今は実家に帰って親の作った食事を食べている。
くわえて仕事中は当然間食をしない。

なるほどね~。
やっぱりね~。
そういうことなんだよね~。

Aちゃんに限らず、なんとなくいつもプラークが多いなぁという子供がいる。
そういう子供はきっと甘いもの、というより基本の食生活が違うのではないかしら?と常々思っている私。

小学生なら、袋菓子をそのまま与えているとか。
食事は炭水化物の多い柔らかい洋食やファストフードがしょっちゅうとか。
普段の献立も野菜の少ない食事内容かも。
ポカリ系飲料、炭酸飲料その他ジュースが家の冷蔵庫に常備してある。。。など。

中学生以上なら、クラブ活動の後は菓子パン。カップめん。
ジュース類も自分で買って飲めるし。
食事も不規則かもしれないし、夜食も甘いものをだらだら食べている可能性大。

そんな生活だとしたら、プラークが多くなっても仕方がない。。。。

今更ながらではあるけれど、食事指導の大切さがしみじみ判ったAちゃんの口でした。

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)