車いすで法事に行ってきました

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先週末は主人の母の3回忌でした。

骨折2週間目の主人を車いすに乗せ、

新幹線と私鉄を乗り継いで行ってきました。

「車いす」での旅なんてもちろん初体験。

総計16人の鉄道関係の方にヘルプしていただいて、

無事に広島から東京、お寺、そしてまた広島まで帰ってくることができました。

特に JRのフォローはすばらしく、

電話でお願いしておくと、広島駅のタクシー乗り場まで迎えに来てくださり、

新幹線に乗せていただく。

新幹線が東京に着く直前には 乗務員が座席までまた迎えに来て、

東京駅のホームで待機している別の職員の方にバトンタッチしてくださる。

 

どの駅でも、自動的に私たちがどの列車の 何両目の どのドアの所に乗ったかが、次の駅員に知らせが行き、

目的の駅に着くと そこにはもう別の駅員の方が待機してくださっている。

・・・というすばらしい連係プレー。

東京駅や池袋駅の広くて、人がいっぱいの構内も、そのおかげでスムースに通過。

 

ただし、車いすを押してみると、本当にわずかの段差でも車輪はひっかかる。

車いす用のスロープも、大人が乗った車いすを女性の力で押して上がるのはとっても大変。

下りのスロープも、車いすごとダーッとすべって行ってしまいそうだし・・・。

今まで気がつかなかったことがたくさんあって、とても勉強になりました。

 

それにしても、お寺って、バリアフリーとは対極の造り。

 

まずその山門をくぐるのが、車いす不可はもちろんのこと、松葉つえでも大変。

玄関までのアプローチは「飛び石」。(涙)

玄関も 広いくせに段差だらけ。

そして、お墓のまわりは、ああ・・・「玉砂利~~~~!!」

 

そんなこんなで、主人は法事に参加はしたものの、

本堂でお焼香をあげることもできず、墓前にお線香をたむけることもかなわず、

まるで 参加することに意義のある「オリンピック」状態 の法事でした。。。。。

 

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)