キシリトールで確実な虫歯予防を!

 

10月23日にのブログで、ミュータンス菌の検査をして
虫歯になりやすいかどうかのリスクを調べることを書きました。

そして、中村歯科では、検査の結果、リスクが高いと判った人には
ブラッシング指導やフッ素塗布のほかに、
キシリトールのプログラムを組むこと も書きました。

左の写真はミュータンス菌の培養結果です。
青い点々が培養されたミュータンス菌です。

青い点々がついている培養紙と、
ついていないほうの培養紙は、
実は同じ人の検査結果です。

左のミュータンス菌が多かった人に、
キシリトールのプログラムを組んで、
3カ月間 100%のキシリトールガムを噛んでもらった後、
再度 検査したものが、右側のまっ白の培養紙です。

これまで食事指導やブラッシングだけではなかなか改善できなかった患者さんに、
予防としてキシリトールをきちんと摂取してもらうことで、
ハイリスクだったお口の中が、ローリスクに変化したのです。

キシリトールは、唾液の分泌をよくしたり、ムシ歯の原因にならない、とうだけではく、
お口の中の「悪玉ミュータンス菌」を 「善玉ミュータンス菌」に変えてくれるのです。

ただし、お楽しみ程度に食べたのでは、効き目はあまりありません。

その人の体重にあわせて、必要な量をわりだし、
どのキシリトール製品なら、一日にどれだけ以上食べれば効くのか、
キシリトールのことをちゃんとわかっている歯科医院で、
きちんと指導を受けることが大切です。

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)