ジェネリック薬 

最近ポピュラーになってきたジェネリック薬。

患者さんの負担も少なくなるし、成分は同じなのでジェネリック薬は結構使います。

 

が、場合によってはジェネリックがまだ出ていない薬をだしたいときもあり、

その時には、仕方なく正規薬を使っています。

 

例えば、

親知らずを抜いてひどく腫れることが予想される時、

歯周病の手術、インプラントの手術など、骨をいじる手術をした時、

化膿がひどい いわゆる「こじれてしまった」症例の時、

などは 「クラビット」 という抗生剤を出しますが、

これにはジェネリック薬がないのです。

 

このクラビットは、効き目がシャープで、信頼できるうえ、

一日一回だけ飲めばよいので、患者さんも飲み忘れが少なくなるという利点もあるのですが、

いかんせん薬価が高い。

 

これを4日分出すと薬代だけで800円くらいします。

安い抗生剤のジェネリック薬だと、同じだけ出しても300円くらいのものもあるのに、です。

 

それでも、やはりこの薬の「切れの良い効き目」は 捨てがたい。

 

今回はやけに薬代が高いなぁ・・・と思われることがあったら、

そういうわけもあることをご了承ください。

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)