フッ素入りの接着材を使っています

あたりまえですが、医療は日進月歩。
歯科材料も日々進化しています。

そのなかでも、「接着」に関しては日本の技術、材料は 世界NO、1なのだそうです。

「接着」 と言われても、普通の人にはピンとこないでしょうね。

接着とは、たとえば金属を歯にくっつけるときの接着剤や、
白いつめものをするときのベースになる接着剤のテクノロジーのことです。

昔は金属を歯につけるときは「セメント」と呼ばれるものでつけていました。

今は「セメント」(無機質のもの)と呼ばれるものなんかではつけません。
中村歯科で使う接着剤はすべて有機質のもの、最新のものです。

実は、接着剤の保険点数はすごく低いので、
有機質の接着剤を、メーカーの指示通りに使うと、まるで赤字なのですが、
その接着力の強さ、信頼性、を考えると、もう昔の製品なんかは使えないのです。

その進化した接着剤ですが、
これまた日々、各メーカーがしのぎを削っていて、
一年ごとくらいに、新しい、そしてへぇ~・・・と感心するような「高性能」な製品が発売されます。

中村歯科では、良い製品がでると、できるだけその最新の高性能製品に変えていくようにしています。

中村歯科が今使っている接着剤は、接着力ももちろん強いのですが、
接着剤自体にフッ素が高濃度で入っているので、
それで金属をつけたり、プラスチックを詰めたりすれば、
そのフッ素の働きで2次カリエスを防ぎます。

実はうちで使っている白いプラスチックのつめものも最新の製品で、
それにもフッ素が高濃度で入っているので、
それを詰める事で、さらに安心なのです。

中村歯科では某メーカーのモニターもやっていますので、
市場に出る前の製品も使えることがあります。

中村歯科の患者さんには、
テクノロジーの進化の恩恵をできるだけ受けて頂けるようにしたいと思っています。

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)