口呼吸をやめられる?「あいうべ体操」

体の免疫力をあげて病気を治す「あいうべ体操」というのを提唱している
福岡の今井先生という方がおられます。

今井先生はリウマチ外来の患者さんの口臭が強いことから、
口呼吸を原因とする病巣炎症に着目し、この体操を考案されたのだとか・・・。

口を大きく開けて 声に出して「あ~い~う~」と4秒づつ言い、
最後に「べ~」と舌を伸ばす。

これを一日30セット。

口輪筋から広頸筋などの顔や首周りの筋肉や舌筋が鍛えられ、
それによって口が閉じて、口呼吸が鼻呼吸になる・・というものです。

口呼吸になる原因は、口の周りの筋力の不足だけではなく、
その人の歯並びにも大きく関連しているので
これだけでそう簡単に鼻呼吸になるとは思えません。

口を自然に閉じた時に、鼻のてっぺんと顎の先を結んだラインのなかに唇が入っていないと
唇はリラックスした時にはひらいてしまい、口呼吸になるのです。

出っ歯の子供や、上下前突の子供に向かって
「みっともないから口を閉じなさい!!」
と叱るのは、すごく無意味でかわいそうなことなのです。

でも、この体操、実際にやってみるとなかなか気持ちが良い。

普段あまり使わない筋肉がほどよく伸ばされて、
顔のこわばりが取れます。

口呼吸は治らなくても、やってみて損はないかも。。。。。

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)