先日の連休、四国を歩いてきました。

冬でも暖かい徳島沿岸部から、室戸岬にかけてのコースです。

今回は新幹線と電車を乗り継いで4時間半、

鈍行しか止まらない「木岐」という駅からスタート。

朝6時半はまだうす暗く、

海辺の町はまだ眠っていました。

歩いて行くにつれてだんだん空が明るくなり、

日の出です！

このコースは、海から太陽が昇ってくる

素敵な遍路道なのです。

一回目の遍路のときは

大きな太陽がドーンと水平線に現れたけれど、

今回は雲があってちょっと残念。。。

でも目の前にはひたすら海。

人っ子一人歩いていない海岸線で、

静寂の中の日の出。

ああ、贅沢・・・・

今回は2日間ともお天気に恵まれ、

ポカポカと暖かく、

空は青いし、

海もきらきら・・・。

このコースはお寺もなく、

室戸岬まで80キロ、ひたすら歩くだけのルートで、

とにかく次の宿があるところまで歩き切るしかない！

・・・という、歩き遍路には難所で有名な所なのですが、

まあ、とにかく てくてく一日中歩いていれば なんとかなるのだし・・・。

私としては、時間に追われることもなく、

仕事なし、家事なし、

ただ景色を見ながら進んでいけばいいのですから、

いつもながらにとても幸せな時間でした。

今回はまだ松の内だったので

民家の玄関にはしめ縄が飾ってありましたが、

広島のものとは違う写真のようなしめ縄だったので

記念に一枚　撮ってみました。

2日間で52キロ歩いたので

少しはダイエットになったかな？　と思いましたが、

結果は全然変化なし、ただ日に焼けただけなのは残念でした。