大口式インプラントは画期的です
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読んで得する歯のはなしインプラントが珍しいことではなくなってきた最近では
患者さんのほうから「インプラントにしたい」とおっしゃることも増えてきました。
インプラントは骨に植え込むものですから
その骨が足りない場合は、腰の骨から移植したりもします。
当院ではそういう移植を必要とするインプラントや、
上の歯をすべてインプラントに、というような大掛かりな手術は行いませんので、
大きい症例が得意な医院をご紹介しています。
そんななか、患者さんにはあまり知られていないのですが、
大口式インプラント という術式があります。
詳しくは当院のHPのインプラントのページや
以下のサイトなどを見ていただきたいのですが、
http://www.implant-search.com/care.html
この方法を併用すると、患者さんも楽で、安全性も高まります。
通常のインプラントでは、ドリルで骨を削って穴をあけ、そこにインプラントを植え込みますが、
大口式インプラントでは、ドリルを使うのは最初だけで、
後はドリルなしですので、
ドリリングの振動や、あの音による恐怖、不快感がなくなります。
術後の腫れや、痛みが少ないのも良い点です。
当院では インプラント手術のときには必ずこの器具も準備して臨み、
実際に60%くらいの症例で使用します。
実はこの器具は 歯科医師の間では結構知られていて
安価な類似品も出ています。
購入する時に、本物を買うか、類似品を買うか、迷ったのですが、
主人の英断??で本物を買ったのでした。
類似品のほうを買って使っている従弟(歯科医)によると、
やはり本物のほうが使い良いみたいで、胸をなでおろした?次第(^ー^)
こう書いていくと まるでこの器具のセールスマンのようですが、
笑気ガスや、虫歯検査用のレーザー、
被ばく量の少ないデジタルレントゲン装置、
患者さんに口の中の状態をモニターに映して説明する小型カメラ、
歯の根の治療のときに根の中を徹底的に洗浄できる超音波装置、
などと共に、
この大口式インプラントの手術器具は 当院になくてはならないツールです。