太田光代さんのオトナになった女子たちへ・・に思う

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日曜日には朝日新聞に「オトナになった女子たちへ」という記事が載る。

今日のその太田光代さんの文章に
太田さんとは別の家に暮らしているお母様が体調をくずされた話が載っている。

そこには
「そろそろ引き取って一緒に住む時期が、いよいよ到来したのかもしれない。」
と書いてある。

いつもは何気なく読んでいるこのコーナーであるが、
今日はちょっと考えてしまった。

私は自分の両親と同居している。
一人っ子だからといえばそうなのだが、
あまり深く考えていたわけでもなく、なんとなく成り行きでそうなった。
その上ありがたいことに、両親ともにまだ元気である。
だから、「引き取った」という感覚はない。

でも、この記事の太田さんのお母様は87歳。
私もあと30年プラスαでその年になってしまう。

ドキッとした。

振り返ってみれば30年なんてあっという間だった。
大学を卒業して、仕事と子供のことで、毎日バタバタと、目先のことに追われて生きて、
気がついたら今日になった感じ。

この調子だと次の30年もあっという間にくるのかも。。。。

そして、その時は子供に「お母さんを引き取らないといけないかも。」
と言われるのだろうか・・・。

それにしても「引き取る」って、なんて残酷な響きなんだろう。

「引き取る」という言葉には「ありがたくない」・・・というニュアンスを感じる。

一生懸命育てた子供に そんな風に思われたら哀しいなぁ・・・。
今から心配しても仕方がないけれど、今日はふとそんな事を考えてしまった。

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)