感謝の旅 紅葉の旅
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ブログ先日の週末から3日間、四国を歩いてきました。
春に四国一周1200キロの遍路を結願していますので
2巡めの遍路を始めたわけです。
何で2回も歩くの?と言われそうですが、
とにかく四国を歩くのが楽しい、
お遍路が楽しい、
歩く旅が楽しい、
・・・という他ありません。
前々回の遍路は、夢のように美しい桜、桜の遍路でしたが、
今回はまた予想外に どこを歩いても美しい紅葉に感嘆の声をあげる
神様の(いやいや・・弘法大師さまの)お恵みのような
楽しい遍路でした。
モミジの繊細な赤と、イチョウの目が覚めるような黄色。
これが京都ならすごい人出となるのでしょうが、
そこは四国のいいところで、人はどこもチラリホラリ。
ましてやお寺とお寺の道中など、(歩き遍路はその99%が道中なわけですが)
歩いている人などいるはずもなく
美しい景色をひとりじめです。
今回は香川県から徳島県に入るときに 山を3つ超えましたが
その山々も紅葉の競演でした。
青い空、白い雲、おいしい空気、
のんびりした四国の風土を
幸せだな~と思いながら歩きます。
香川県側の引田という鄙びた海岸で 夕日に染まる海を見たときには
自分の足で歩いてここに立てていることに感謝...
人とのご縁に感謝・・・
すべてのことに心から感謝で、胸が熱くなりました。
遍路に出ると、本当に心が洗われるのです。
これはすごい癒しです。
写真は 今回5番のお寺で見つけた石碑です。
「百薬に優る遍路に出でにけり」
う~ん、まさにそのとおりです!!