我慢をしないで育ってきた子は治療が難しい?
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読んで得する歯のはなし27日の日曜は歯科医師会主催の小児歯科の勉強会でした。
その話の中で、
「我慢をすることを教えられないで育った子は、歯科治療にも問題が出る。」
・・という話がでました。
子供の虫歯予防は、「お菓子のダラダラ食べをやめること」が大きなポイントになりますが、
小さい時から「欲しがったらお菓子を与える」という育て方のグループと、
「欲しがっても決まった時間にならないとお菓子を与えない」で育てたグループでは、
歯科治療が上手にできるか、できないか、差がでる・・・というリサーチ結果を紹介されました。
まあ、当たり前といえば当たり前のことではあります。
歯科治療なんて、大人でも嫌なこと。
口の中でタービンが回る時は、とにかくじっとしていないといけない。
嫌なことを我慢我慢しないといけないのですから。
小さい時からの ちょっとした我慢の積み重ねがある子とない子では、そりゃあ差がつくでしょう。
ただ、実際子育てをしてみると、なかなか理想通りにはいかないのも事実。
毎日の診療では、
あまりにも自由奔放?にお育てになっているお母様に驚くこともあれば、
逆にあまりにも四角四面でつらそうな子育てをしているお母様もいらっしゃいますが・・・。
お菓子だけにかかわらず、ダメなものはダメ。
我慢する時はさせる(公共の場所では騒がないなど)。
叱るときはビシッと叱る。
・・・というふうに育ててもらったら、その子は歯科治療が上手にできるかというと、
そうばかりでもないのが子育ての難しいところですね~。