歯の矯正は適切な時期に始めましょう
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読んで得する歯のはなしお子さんの歯並びの矯正治療を希望しておいでになるお母さまのなかには、
「とにかく今のこの状態が気になるので、すぐ治療をしてほしい。」
という方が少なからずおられます。
「同じクラスの●●ちゃんがもう始めているから、うちも急いできました」
というお母様もいらっしゃいます。
でも、歯並びの矯正治療は、あくまでその子その子で違います。
ある症例は、本当に早く手をつけ始めたほうが良くても、
他の症例では、今はじっと「待ち」の時期・・・ということもあるのです。
治療を無駄に早く始めると、
子供にとっては辛い時期が長くなりますし、
装置がつくことで虫歯にもなりやすくなります。
矯正は、「今でしょ!」という適正な時期に、
最短の期間だけで終わらせてあげるのが正しい、と
中村歯科の矯正専門医と私は思っています。
時々明らかに「矯正、まだでしょ。今じゃないでしょ。」と判るときに
装置がついているお子さんを見ると、
「これってある意味 患者さんの囲い込み??」
と疑いたくなることもあります。
あせらず、適切な時期まで待つことも、矯正治療では大切です。