歯科検診で C0 と言われたら

歯科検診の結果をお知らせする用紙に C0 (Cゼロ) と書かれていることがありますが、

これは何なのでしょうか?

・・・という質問にお答えします。

 

日本学校歯科医会が出している資料でいうと、

C0の基準は次のようなものです。

「主として視診で明らかなウショクは確認できないが、ウショクの初期病変が認められ、

その状態を経時的に注意深く観察する必要のある歯。」

 

簡単に言うと

穴ははっきり開いてないけど、

エナメル質が白濁していたり、

溝が茶色くなっていたり、

歯と歯が隣り合っているところの透明度が違っていて、

精査を要するような歯・・・・ということです。

 

C0 のなかには、すぐに治療が必要な場合もありますが、

フッ素塗布や徹底的なブラッシングなどで経過を観察しけばそれ以上進行しない場合もあります。

 

ジュースが多かったり、だらだらと甘いものを食べている

・・というような生活習慣を改善してもらうことも大切です。

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)