矯正を始める時期 思春期偏

前回のコラムで、矯正治療は早く始め過ぎないほうが良い、と書きました。

今回はちょっと逆の事を書きます。

本格的な矯正装置(一般的には歯の表面にブラケットという金具をつけて、そこにワイヤーを通します)で治す場合、
治療期間は 1年半から2年くらいかかるとみなければいけません。

当たり前ですが、これが本人にとっては負担です。

ですので、治療を早く初め過ぎる必要はないのですが、
かといってあまり遅くならないほうが良いと思います。

理想としては、女の子なら中学の前半に治療を始めて、
高校生になる前に装置が外れるようにしてあげたいと思っています。

高校から始めた子なら、できれば大学に行く前にはきれいになって、
お化粧をして口紅を塗るときには装置がついていないようにしてあげたいのです。

それが男の子でも、同じです。

中学生でも異性は十分気になるし、かっこつけたい年頃ですが、
それは高校、大学になるにつれてもっともっと気になってくるはず。

男の子も女の子も、
できることなら本格的な恋愛年齢になる前に、装置がはずれて、
自信たっぷりの、輝く笑顔で笑えるようにしてあげたいと思っています。

でも、なんだかんだで治療時期が遅れたとしても、
装置をつけて頑張りさえすれば、
何歳になっても 驚くほど歯は動き、
美しい笑顔になれますので、ご心配なく・・・♪

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)