虫歯予防には とにかくフロスをしましょう!!
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読んで得する歯のはなしフロス(糸ようじ)をせずに歯磨きを済ましてしまう患者さんはすごく多いです。
でも、フロス(糸ようじ)って 虫歯予防にはものすごく大切なのです。
なぜなら、歯の「表面積」 で考えると、
歯ブラシで汚れを落とせる部分の「表面積」より、
フロスをしないと汚れが取れない部分の「表面積」の方がずっと多いからです。
これは、普通の人にはピンとこない事のようですが、
実物大の歯の模型をお見せして説明すると 良く判ってもらえます。
「フロス(糸ようじ)をしないで寝てしまう 」
ということは、
「女性が ファンデーションを塗った顔を洗わないで寝る」
のと同じ事です。
お化粧した顔を もし右半分しか洗わないで寝てしまう事を続けたら、
ファンデーションが落とされないままの方側の肌はどうなるか?
女性なら 1日顔を洗わないで寝ただけで 肌がどうなるか
誰でも知っているはずです。
歯も同じなのです。
全体の「表面積」 の半分の汚れが残ったまま、
つまり 歯と歯の間の汚れをフロスで落とさないでいると、
汚れを食べて成長する細菌が増殖しまくり、
ついには 虫歯や歯槽膿漏になるのです。
毎日歯を磨いているのに 歯医者と縁がきれないなぁ・・・・
と思っている方。
だまされたと思って、毎晩フロス(糸ようじ)をして寝る習慣に変えてみてください。
フロスで口の中全体をきれいにする習慣がつくと、
「フロスをしないでいること」の汚さには 耐えられなくなるはずです。
ただし、フロスも使い方を誤ると、あまり効果がありませんから、
是非一度 正しいフロスの使い方を 歯科医院で習っていただく事をお薦めします。