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CAD/CAM 保険で白い歯に出来る治療
CAD/CAM

保険治療で白い歯に(CAD/CAM)

従来は銀歯が嫌なら自費のセラミックの選択肢しか有りませんでした。
2024年6月より条件が整えば全ての歯でCAD/CAMという白い差し歯・被せ物(クラウン)、詰め物(インレー)が使えるようになりました。

一般的なセラミックの治療(8~15万円)と比べると、CAD/CAMは健康保険の3割負担の約4~7千円程度で白い歯に出来るのは大きな魅力です。




保険治療の銀歯とCAD/CAM、自費のセラミックとの比較

見た目の比較
銀歯CAD/CAMセラミック
素材金属プラスチック
+少量の陶器(セラミック)
陶器
見た目悪い白い自然な歯に見える自然歯と見分けが付かない
経年
変化
黒く変色する変色しやすいほぼ変わらない
価格健康保険で安い保険外で高額



丈夫さと長持ち、むし歯の再発について
銀歯CAD/CAMセラミック
強度とても丈夫最も劣る強い
外れ
易さ
条件により外れやすい場合がある比較的外れやすい外れ難い
2次
虫歯
セラミックと比べるとなり易い最もなり難い



保険の白い歯(CAD/CAM) vs 自費の白い歯(セラミック)

■CAD/CAM

CAD/CAMは「ハイブリッドセラミック」と呼ばれていますが、成分はほとんどプラスチックです。

プラスチックの食器を想像して下さい。
カレー等を入れれば色が付きやすく、経年劣化で黄ばんできます。
同じようなデメリットがCAD/CAMにはあります。






自然歯やセラミック、金属の銀歯と比べると、丈夫さ(長持ちしやすさ)は劣ります。
また外れやすさもセラミックと比較すると否めません。

※外れたらすぐに歯科医院に行けば再接着できますが、時間が経つと状態が変わるので再治療になります


■セラミック

CAD/CAMのプラスチックに対して、自費治療の「セラミック」の成分は100%陶器です。

こちらは陶器のお皿やコップを想像してください。
ツルツルの表面は汚れが落ちやすく、経年劣化で黄ばむ事もありません。
デメリットは「高額である事」だけですが、一番大きなネックです。






人体で最も硬い自然歯に近い硬さで、噛み合う相手が自然歯の場合、最も相手の歯へのダメージが少なく噛み心地も自然な素材です。

銀歯やCAD/CAMでは使えない強力で密着力の高い歯科用セメント(接着剤)を使用出来ますので、外れる可能性が低くなります。

また、歯垢が付きにくく、接着部分に隙間が生じ難いのでむし歯になり難いという「むし歯予防」的な面でも有利な素材です。

保険の銀歯 vs 保険のCAD/CAM

見た目は圧倒的に悪い銀歯ですが、メリットもあります。

とても丈夫で詰め物に使用する際は「薄くても強度が保てる」ので、削る量が少なくて済みます。
固いものを食べる際や歯軋りや食い縛りにも耐えられます。



メタルフリー。健康の為に金属ではなく非金属の治療法に


従来、日本では広く金属を使った歯科治療が行われてきました。
銀歯などの歯科金属は唾液で溶け出し、人体に影響を及ぼす可能性が指摘されています。

近年では素材の進化や金属を使用しない治療を推進する動きが活発になり、保険の治療でも全ての歯で銀歯や金属の土台(メタルコア)ではなく、CAD/CAMや樹脂の土台(ファイバーコア)が使えるようになりました。

2024年6月からは、条件が整えば奥歯も含めた全ての歯を保険で白くする事も可能になりました。


※画像はイメージモデルです




見える銀歯。コンプレックスの解消

「銀歯が見えるのが気になって心底笑えない・・・」
「コロナ禍も過ぎたのにマスクが外せない・・・」
「孫に『なんで歯が黒いの?(古い銀歯)』と聞かれてから気になって・・・」


『保険の銀歯』か『高額なセラミック』しか選択肢が無かった時代ではありません。

当院ではきちんとした健康保険診療の歯科治療として、以前入れられた銀歯を取り除いて保険適用のCAD/CAMを処置できます。

白い歯を取り戻す事は、患者さんの生活の質「QOL」を向上させる事だと考えています。

※Quality Of Lifeの略





CAD/CAMのメリットとデメリットをきちんと理解して長く使えるように

メリット


・色が自然
・保険診療で安価
・金属アレルギーのリスクが少ない
・噛み合う相手の歯に優しい


銀歯と比べれば色が白い為、自然歯とそれほど見分けがつきません。

(※歯科医療従事者でない場合です。毎日、歯の事ばかり考えている歯科医師が見ればひと目で分かります)


奥歯も含めた全歯で使用が出来て、予算に限りがある方も比較的気軽に白い歯にする事が可能になりました。

金属を一切使用していないので金属アレルギーの心配もなく、自然歯に近い硬さなので噛み合う相手の歯にも優しい素材です。

デメリット


・歯を削る量が多い
・経年劣化がしやすい
・傷つきやすく、割れやすい


強度が高くない為、銀歯やセラミックに比べて厚みが必要になります。
伴い、銀歯やセラミックと比べて削る量が比較的多くなります。

プラスチックが主成分の為変色しやすく、傷付きやすいので歯垢(プラーク)が付着しやすくなります。

また、歪みが生じやすく、セラミックに比べると割れやすかったり外れやすかったりします。

歯磨きにより時間をかけて、丁寧なブラッシングを心がける。
フロス(糸ようじ)や歯間ブラシを併用して口腔内を清潔に保つ等、CAD/CAMと上手く付き合って生活する事を意識して選択なさって下さい。

歯軋りや食いしばりの強い方は就寝時のナイトガード(マウスピース)や、スポーツ用のマウスピースを使用する事をお勧めしています。

デメリットもきちんと理解された上で利用すれば、安価に白い歯になって思う存分笑える・・・患者さんにとっても有効な選択肢の一つだと考えています。



CAD/CAMを用いた治療の症例(保険適応)

気になる銀歯を保険適応の白い素材CAD/CAMに入れ替える治療。

▼1回目
1.銀歯を外してむし歯がある場合はきれいに除去
2.型を取って詰め物(インレー)を技工所で制作

▼2回目
3.出来上がった詰め物を入れて噛み合わせチェック


保険治療

CAD/CAM 6千円前後/1本





保険で白い歯に出来るその他の治療

すきっ歯の解消

「コンポジットレジン(CR)」は、白いプラスチック素材で歯科でも用いる事の多い素材です。
白いペースト状の素材を適切な形状に整え、専用の光を当てると硬化します。

下の写真の治療は「すきっ歯を埋めたい」という事で、前述のレジンを用いて整形しました。

保険治療

一箇所1,500円前後



大きな隙間は自費治療で解消可能です。詳しくはこちら



保険と自費を組み合わせたハイブリッド治療で口元の美しさを

特に目立つ前歯だけは自費で、他の歯はCAD/CAM等の保険で治療するという事も可能です。

治療にかけられる予算に収まるように、保険治療と自費のセラミック等を組み合わせてハイブリッドな治療を提案できますので、遠慮なくご相談下さい。

保険と自費のハイブリッド治療について

詳しくはこちら



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