楠那小学校でブラッシング指導

今日は、恒例の楠那小学校のブラッシング指導の日でした。

毎年この時期に、6年生を対象に行っています。

まずは図を見てもらいながら簡単な歯の話。
そして全員 赤い染めだし液で歯のプラークを染めだして見てもらいます。
その後歯ブラシをしてもらい、ちゃんと磨けたかどうか、Drと衛生士がチェック。

位相差顕微鏡という動いている生きたままの歯のバイ菌が見れる
特殊な顕微鏡で、希望者のバイ菌を実際に見てもらうこともします。

口の中には誰にでも常在菌というバイ菌がいて、
それを少しでも減らすのがブラッシング。
顕微鏡につながれたモニターに、
うようよ クルクル 元気に泳ぎ回っているのがリアルに見えます。

ほとんどの子供たちにとって、
歯のバイ菌がリアルタイムで動いている映像をその場で見るのは初めてで
けっこう盛り上がるし、
なるほど、こんなバイ菌がいるんだったら歯を磨こう!
・・と思ってもらえるようです。

このバイ菌は、その場で希望者を募りますが、
その年によって、誰も希望者が出ないときや、
逆に対応しきれないほど希望者が多い時があります。
クラスによっても違います。

子供はちょっとしたことがきっかけで、やる気になったりするものですが、
このことがきっかけで、ひとりでも「歯をみがかなくちゃ!」と思ってくれる子供が増えたら
今日のイベントは成功です。

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)