「~しちゃった」は敬語なのに・・・
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ブログ2週間くらい前の朝日新聞に、
「みやすい」「~しちゃった」 という広島弁は、ほかの地方の人に判りにくい
・・・という記事が載っていた。
もしかして・・・と、元東京人で広島人歴24年の主人に聞いてみた。
私 「ねえ、みやすいってどういう意味か判る?」
主人 「易しいってことでしょ。」
よしよし、判っている。
私 「じゃあ、先生がそうやっちゃった・・・は?」
主人 「先生がそういう風にやってしまった・・・でしょ。」
ひゃ~~、やっぱり判ってなかったのだね。
私 「違うよ! それは東京弁でしょ。
広島弁で~しちゃったっていうのは、敬語なんだよ。」
主人 「えー?そうだったの? オレ、ずっと 完了形の文章だと思ってたよ。」
はぁ・・・この24年間、ずっと誤解しっぱなしだったのか。
おそろしい・・・。
すなわち、「●●に行っとっちゃった。」 とか 「●●さんがこうゆっちゃった。」とかは、
「行ってしまった。」 とか 「言った。」 だと思っていたそうで、
敬語とはさらさら気がつかないで今日まで生きてきたのだそうだ。
こんな広島弁の基本の基がわからないまま暮らしていて、
なんか変だと思ったことはないのだろうか?
最初に教えなかった私が悪い??
初めはぎこちなかった広島弁も、ずいぶんこなれて話す事が出来るようになっている主人だが
その使用法や微妙なアクセントはまだまだの主人。
本人や私が気がつかないところで、まだ他にも大きな誤解をしている用法があるのかもしれない。
方言って難しい・・・。