指導を受けて上手な歯磨きを!その2

前回、中途半端なところでブログを終えて
続きを早く書かなければと思いつつ、今日になりました。

さて、続きですが、
そんな訳で、できれば患者さん全員に正しいブラッシングの方法を身につけていただきたいと、
中村歯科では虫歯の治療だけではなく、
ほとんどの方に歯磨き指導の時間をとるようにしています。

歯磨き指導は歯科医師の診断と指示のもと、衛生士が「イロハのイ」からご指導します。

イロハのイ・・・とは、
大人であれば歯と歯茎の境目をねらって横磨きをしてもらうことの大切さを説明し、
実際にどんな歯ブラシで、どこを、どの程度の力で磨けば良いか。
そのポイントなどをざっとお話し、実際に練習します。

そして次の時に、染め出し液で磨き残しを染め出して、できてないところがあれば、
今度はその部分をどの道具で、どのようにしたらうまくいくかの説明と練習。

そして次の段階は歯槽膿漏の人であれば、部分、部分に合った「歯間ブラシ」の選定と、
その正しい動かし方、圧力のかけ方の説明と練習。
歯槽膿漏のない若い人であれば、フロス(糸ようじ)の上手な動かし方の練習をします。

この後は、その方の重症度とご希望によって、
もっと細かくご指導していくか、ここで一応終了とするか、です。

定期検査に来てくださる方には、
できるだけその都度ブラッシングのチェックをしていきます。

なぜなら、いったんは上手にプラークが落せるようになった方も、
半年くらいたつと、また自己流に戻って、
磨き残しが結構出るのが普通だからです。

このようなことを地道に繰り返すことで、その患者さんに
虫歯や歯槽膿漏からだんだん縁が切れていってもらえるようにしています。

次回に続く

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中村歯科ブログ(広島市南区皆実町)